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大腸の反射区
大腸は回腸末端の回盲弁と接する盲腸から始まり、結腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)、直腸、肛門へとつながっています。
盲腸は退化した器官で特に働きはないと言われています。
結腸では大腸菌などの常在菌が消化しきれなかった食物繊維を発酵させ、電解質や水分を吸収しながら便を作っていきます。
直腸は便を一時的に溜めておくところです。便が溜まってくると粘膜が刺激され筋肉が収縮し肛門から排出されます。食べ物が口から入ってから便となって排出されるまでの時間は24~72時間ぐらいになります。
大腸の常在菌のなかにはビタミンを合成することのできる細菌が存在し、ビタミンB群(B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、ビオチン、葉酸、B12)やビタミンKを合成しています。
ビタミンB群は酵素の補酵素としての働きがあり体内で糖質、タンパク質、脂質をエネルギーに変換するときなどに消費されます。
ビタミンKは血液凝固に関与したり、骨の形成を促す作用があります。
大腸の反射区の場所
足つぼの施術(台湾式 リフレクソロジー)における大腸の反射区は両足足裏、土踏まずのかかと寄りの半分、小腸の反射区を取り囲むようにあります(上行結腸、横行結腸、下行結腸)。便を形成する場所でお通じに関係する反射区です。
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